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日本スポーツ整形外科学会2024

会長挨拶

ご挨拶

この度、日本スポーツ整形外科学会2024(JSOA2024)を、2024年9月12日(木)、 13日(金)の2日間、大隈記念講堂、早稲田キャンパス、リーガロイヤルホテル東京にて開催させて頂きますことを誠に光栄に存じ、深く感謝申し上げます。

本学会は、日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)と日本整形外科スポーツ医学会学術集会(JOSSM)がともに歩み寄って設立され、2023年6月には、本学会が新学会として広島で開催され、本会が第2回目の開催となります。JOSKAS ならびにJOSSM の両学会は、医師や理学療法士、トレーナーなどからなる大きな学術団体として発展して参りました。それぞれの学会に独自の特色や伝えていきたい文化があります。これらを大切に生かし、日本におけるスポーツ整形外科のさらなる発展のため、活発な討論ができるような企画・構成にしたいと考えております。

今回の学会テーマを「學」ースポーツ医科学の学び舎ー と致しました。早稲田大学の前身は1882年(明治15年)に創設された東京専門学校であり、学問の独立と活用を建学の精神とする早稲田大学へと受け継がれてきました。江戸時代から明治初期に普及した初等教育の場としての寺子屋で学んだ子供たちが、より高い専門性をめざして集い、学び、議論を重ね、そして社会に貢献する人となるべく育っていったものと思いを巡らせることができます。ご存知の通り早稲田大学には医学部はありません。しかしながら、140年もの間培われた独立した自由な教育の場としての環境は、唯一無二の存在感を放っています。歴史ある早稲田大学の大隈記念講堂を、社会人のための「学び舎」とみなし、初心に帰ってスポーツ医科学の学びに耽っていただくことで、時空を超えた新たなメッセージが生まれるものと願っています。

是非多くの皆様のご参加とご発表を心よりお待ち申し上げております。

謹白

2023年9月吉日

日本スポーツ整形外科学会2024 会長

熊井  司
(早稲田大学スポーツ科学学術院 教授)

金岡 恒治
(早稲田大学スポーツ科学学術院 教授)